東洋医学という選択肢 第三章自分で取り組める治療 2.食生活--蓬松鍼灸情報館

東洋医学という選択肢

第三章 自分で取り組める治療

2 食生活

食品を陰陽で分けて考えてみる

 体の状態や食材を、陰陽という二つの象徴で分類します。そして、体の状態が陰性に傾いている時には陽性の食材を多目に取り、体の状態が陽性に傾いている時には陰性の食材を多目に取ってバランスを取ります。このようにして陰陽のバランスを取ることで体の状態にあった食事をすることを目指します。
 正直に言うと、どのような理論を使おうが体の状態にあった食事ができるなら、それで良いのですが、この陰陽で分けるマクロビオティックの考え方が、比較的広く知られていますので、勉強する際の勉強しやすさから「マクロビオティック」という食事療法を参考にすることをお勧めしています。

自分の体が欲しがるものを食べてみる

 疲れると甘いものが食べたくなる人と、肉などで力が出るものを食べたくなる人がいます。前者のタイプは疲れると体が緊張するタイプの人で甘いものを食べて体をリラックスさせようとします。後者のタイプは疲れると力が抜けるタイプの人で肉や味の濃いものを食べて体に力が入るようにさせようとします。
 どちらのタイプも結局は体のバランスを取る方向の食べ物が欲しくなるので、自分の食べたいものを食べるのが正解なのです。

砂糖はNGだが、絶対ダメという訳では無い

 ではなぜ、マクロビオティックなどの食事療法を勧めたり、食事療法では砂糖は厳禁などと言うのでしょうか。それは「食べ過ぎてしまうから」です。
 知識を入れて理性も使って食べるものを調節して欲しいんです。
 一般的な砂糖は精製されています。食べ物に普通ある「アク」が完全に取り除かれています。この「アク」が無いせいで砂糖は無制限に食べれてしまいます。甘いものが好きな人ならケーキはホールごと食べられたりしますが、ちょっとイイどら焼きとかはそんなに食べられません。普通、ちょっとイイ和菓子なら和三盆などの精製していない砂糖を使っているので、食べすぎれば気持ち悪くなります。
 他にも砂糖の取り過ぎには痴呆症を悪化させたり(正確には砂糖だけのせいではありませんが高血糖状態を作る事が痴呆症の原因になる事が分かっています)、動脈硬化も起こり易くなったりします(これも正確には砂糖だけのせいではありませんが糖化が原因の一つにはなっている事が分かっています)。

食事は美味しく感謝して頂くのが大前提

 食事療法を少し勉強すると、砂糖はダメ、合成調味料はダメ、夏野菜は体を冷やすのでダメ、果物は体を冷やすのでダメ、などなど、ダメダメづくしです(笑)。
 確かに今の体調に合わないものは食べない方が良いし、化学合成系の添加物は人体にとって良くありません。
 でも、絶対に忘れていけないのは「食事は美味しく感謝して頂く」気持ちです。食べ物は空から湧いてくる訳ではありません。誰かが汗水流して作っているはずです。命あるものを頂くこと、作ってくれている人がいることに対しての感謝の気持ちを持たずに、目くじら立てて、あれがダメだのこれがダメだの、何か間違っている気がします。

日本食は良くできている

 日本食には、先人の知恵が非常に多く含まれています。春になれば山菜の天ぷらを食べ、夏になればスイカを食べ、秋になればサンマを食べ、冬になれば鍋をつつく。伝統的な食文化には、その土地で生きるための知恵が含まれています。山菜の天ぷらは解毒に、スイカは利尿と解熱に、サンマは栄養と潤いに、鍋は体を温めます。
 全てとは言いませんが、非常に良く考えられています。
 お米を食べる事も、お味噌汁を飲む事も、漬物を食べる事もです。食事療法の知識が付くと、日本人ってすごいなぁって、改めて思うようになりますよ。

自分で選択できるようになる

 マクロビロティックなどの食事療法の知識と、食べたくなったものを食べてみたり、食べ過ぎてみたり、マクロビオティックの考えに沿った食事をしてみたり、そういった経験を積み重ねてゆくと、その時の体調や、その時の季節に応じて食事が選択できるようになります。
 病気の症状や体調によってどういったものを食べてはいけないとか食べた方がいいとかの話はできますが、それは私が体を診させて頂いた時、その時の話です。しばらくはそれで問題はありませんが、治療や食事や生活などで体調が変化すれば、それに合わせて食事も変えなくてはいけません。ですので、実際には普段の食事に関係する話は大雑把な話だけしかしてあげられません。
 少しずつで良いので食事を具体的にどうしたら良いのかは自分自身で選択できるようになりましょう。

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